その美容室の何を気に入っているのか

その美容室の何を気に入っているのか

転職をする時には、一度はどこかの美容室で働いていたり、美容業界に携わっていたと言う人が多いと思うのですが、そういう人に対して美容室が一番聞きたいのは、「なぜうちの店を選んだのか」と言う事だと思うんですね。その場合もしも美容室側に「うちの美容室ではそんなことやってないんだけど」と言われるような内容を書いてしまっては、全く気持ちが伝わりません。当たり障りのない事を書くのも良くありません。たとえば「お客様を大切にしている姿勢」などと書いても、どの美容室においてもそれは常識です。お客様をぞんざいに扱おう、と思っている美容室なんてありえないからです。そういう事ではなくて出来れば具体的にその美容室しかやっていないような事を書いておくとよいと思われます。実際にその美容室にお客として通っている人からの話を聞くことが出来るならば、そういう人の言葉を借りるのも良いでしょう。つまり「この人はうちの店のこんなところを見ていてくれたのか」と思わせるような内容が良いのではないでしょうか。そのためには自分が応募する美容室の事はとことん調べておくことが必要ですし、実際に「自分は何故この美容室に応募しようとしているのか」と言う事をきちんと見つめ直して志望動機を書くことが大切でしょう。美容師との会話を楽しむのも美容室に行く目的の一つだ、という話を良く聞きます。つまりそこには「美容師に会いに行く」という感覚があるのかもしれません。ですがいくら話が楽しい、その人が素敵な人、と思ったとしても、その場所は美容室である限りは、美容師らしい美容師としてお客様に接しなくてはいけません。かつてカリスマ美容師ブームが起こった時に、まるで美容師がホストの様な存在になってしまった、との批判があったようですが、ただトークが面白くてイケメンで、話していると楽しい、という存在だけではその人気は長続きするものではないでしょう。自分は美容のプロであり、プロの立場でお客さんの髪の毛の事を考えています、という美容師としての毅然とした雰囲気も多少は必要です。だからといって上から目線でお客さんに接するのは良くありませんが、トークの内容がすべて世間話や自分の話ばかり、というのではまったく美容師としての魅力がありあせん。「この人に自分のスタイルを任せても大丈夫」と思わせるような言葉や態度を見せる事が、他の美容師との差を作るポイントにもなるのではないでしょうか。せっかく美容のプロと話をする時間なのですから、お客さんも素人では決してわからない事を教えてもらったり、情報を得る事で、美容室に足を運んだ甲斐があった、と感じるのではないでしょうか。大塚 美容室